
『大鉄人17(ワンセブン)』は、1977年から1978年にかけて放送された日本の特撮テレビドラマです。円谷プロダクションと毎日放送による共同制作で、巨大ロボット「ワンセブン」を中心にした作品です。この作品は、スーパーロボットと人間の絆、敵との戦いをテーマに描かれています。
大鉄人ワンセブンの特徴
- 全高: 30メートル
- 重量: 220トン
- 動力: 原子力(ターボエンジン搭載)
- 設計者: 宇宙科学者・藤堂武史博士
- 武装:
- 電磁ネット
- ミサイルパンチ
- 火炎放射器(ファイアーショット)
- フルパワーアタック(強力な突進攻撃)
ワンセブンは、敵組織「ブレイン党」が送り込むメカロボ軍団に立ち向かうための巨大ロボットです。当初はブレイン党に悪用されようとしていましたが、主人公・南三郎との出会いを通じて、正義の心に目覚めます。
ストーリー概要
主人公の南三郎と仲間たちは、ブレイン党の野望を阻止するために戦います。ワンセブンは、自己判断機能を持つ「自律型ロボット」であり、時に感情を示すような行動を見せる点が特徴です。そのため、単なる武器ではなく「仲間」として描かれる点が、当時の他のロボット作品と一線を画します。
魅力と影響
『大鉄人17』は、特撮ロボット作品の中でも異色の存在として評価されています。ロボットが自律して行動する設定は、後のロボット作品にも影響を与えたとされています。また、特撮技術やリアルなロボットの重量感を表現した演出も高く評価されています。

