『UFOロボ グレンダイザー』は、永井豪とダイナミックプロが原作のスーパーロボットアニメで、1975年から1977年にかけて放送されました。『マジンガーZ』『グレートマジンガー』に続く「マジンガーシリーズ」の第3作ですが、ストーリーや世界観は独立しており、特に海外で非常に高い人気を誇る作品です。
ストーリー
主人公のデューク・フリード（宇門大介）は、故郷のフリード星を滅ぼしたベガ星連合軍から逃れ、地球に身を隠します。彼は宇宙科学者・宇門源蔵のもとで暮らしながら、宇宙ロボットグレンダイザーを隠していました。
やがてベガ星連合軍が地球侵略を開始し、デュークは再びグレンダイザーに乗り込み戦うことを決意。後に兜甲児（『マジンガーZ』の主人公）や、牧場の娘・牧葉ひかる、新キャラのマリア・フリードと共に、壮絶な戦いに挑みます。
特徴
- グレンダイザーの独特なデザイン：UFO型の「スペイザー」と合体することで、飛行能力と機動力を強化。
- ドラマ性の高さ：単なる勧善懲悪ではなく、デュークの悲しみや葛藤が深く描かれる。
- 兜甲児の登場：序盤は彼がサポート役として活躍するが、後半になると新型メカ「ダブルスペイザー」でデュークを支援。
海外での人気
- フランスでは『Goldorak（ゴルドラック）』の名で放送され、社会現象級の大ヒット。
- 中東でも「グレンダイザー」は伝説的な人気を誇り、特にレバノンやサウジアラビアで絶大な影響を与えた。
- イタリアでは『Goldrake（ゴルドレイク）』として知られ、今でも根強いファンが多い。
最近の動向
- 2023年に『UFOロボ グレンダイザー：U』が発表され、リメイクプロジェクトが進行中。
- ゲーム『UFOロボ グレンダイザー：リザレクション』が2023年に発売され、話題に。
